| 用 語 |
用語の解説 |
| アウトリーチ |
アウトリーチとは本来、手を伸ばす、手を差し伸べるといった意味で、さまざまな場合に用いられるが、介護福祉の場合、ソーシャルワークや福祉サービスの一般的実施機関がその職権によって潜在的な利用希望者に手を差し伸べ利用を実現させるような取り組みのこと。 |
| 明るい長寿社会づくり推進機構 |
高齢者の方々の生きがい健康づくりを応援するために、厚生省のゴールドプラン(高齢者保健福祉推進10カ年戦略)により設置された組織。現在では47都道府県全てに設置されている。 |
| アクセスフリー |
公共の建築物等で、身体障害者の利用にも考慮した設計のことをいう。具体的には、道幅を広げることや段差の解消、手すりの設置、点字による案内など |
| アクティビティ・サービス |
利用者の日常生活の心身の活性化のための、様々な活動を提供するサービス。 |
| アグレッシブ・ケースワーク |
アグレッシブ・ケースワークとは、何らかの問題を抱えているにも関わらず、社会福祉施設や関係機関を利用しない、あるいは援助を求めてこない対象者に対して、援助する側が積極的に働きかけ問題解決に取り組む個別援助活動のことを言う。 |
| アセスメント |
事前評価、初期評価。一般的には環境分野において使用される用語であるが、介護福祉の分野では、介護過程の第一段階において、利用者が何を求めているのか正しく知ること、そしてそれが生活全般の中のどんな状況から生じているかを確認すること。援助活動を行う前に行われる評価。利用者の問題の分析から援助活動の決定までの事をさし、援助活動に先立って行われる一連の手続きをいう。 |
| 生きがい保障 |
すべての人が生活をいきいきと楽しみ、生きがいをもって生きられるように援助すること。従来の社会福祉が「生活保障」を重点に考えてきたことに対して、これからの社会福祉は、さらに一歩進めて「生きがい保障」の課題に取り組むことが求められている。 |
| 維持期リハビリテーション |
回復期リハビリテーションの終了後に、残存能力や日常生活行為の維持・向上を目指して行われるリハビリテーション。地域の中で自立した生活を送ることができるよう、医療・保健・福祉が統合されたかたちで支援することが重要となる。 |
| 移送サーピス |
サービス利用者は、おおむね65歳以上の寝たきり老人や障害者(児)で、リフト付車輌やストレッチャー装着ワゴン車等により、利用者の居宅と通所・通園施設等の間の移動を運搬、支援するサービス。 |
| 依存的ニーズ |
サービス利用者の個別ニーズに対応する自立的ニーズ(在宅福祉サービスで対応するニーズ)に対比して用いられる。在宅福祉サービスによるよりは、むしろ全面的な援助をサービス供給主体に依存する状態をいい、具体的には(生活)施設福祉サービスで対応するようなニーズがこれに当たる。また、ニーズを実現する側からニーディオリエンテッドアプローチ(要援護者対策)とする考えも依存的ニーズを表している。 |
| 移動介助 |
自分自身での移動が困難な患者や高齢者、障害者の移動を助ける行為。 |
| 一次判定 |
介護保険制度による介護サービスを希望する被保険者が市町村に要介護認定の申請をした場合、申請者に対する訪問調査の結果をコンピュータに入力して、測定された介護に要する時間(要介護認定等基準時間)をもとに、要介護(要支援)状態区分が判定される。一次判定の結果を受けて、介護認定審査会により主治医意見書などを勘案した二次判定が行われる。また、障害者自立支援法に基づく障害程度区分の認定においても同様の手続きが導入されている。 |
| 一部負担金 |
保健給付や福祉サービスを受けた場合の利用者の自己負担金をいう。 |
| 一般浴 |
身体機能に問題なく、浴檜を利用した一般的な入浴のこと。家庭浴ともいう。 |
| 移動介助 |
自分自身での移動が困難な患者や高齢者、障害者の移動を助ける行為。 |
| 医療ソーシャルワーカー |
保健・医療機関に従事するソーシャルワーカーを指し、MSWとも言われる。疾病や心身障害等によって生じる患者や家族の諸問題(経済、職業、家族生活等)を調整、解決するために相談を受け、問題解決を図る社会福祉の専門職。 |
| 医療等(老人保健法) |
老人保健法による保健事業のうち、医療、入院時食事療養費の支給、入院時生活療養費の支給、保険外併用療養費の支給、老人訪問看護療養費の支給、移送費の支給および高額医療費の支給の各事業をいう。対象者はいずれも保険等加入者である75歳以上の者および65歳以上75歳未満で寝たきり等一定の障害の状態にある者とされている(老健25条等)。 |
| インターグループワーク |
地域組織化活動のための技術のひとつ。地域社会内には各種の集団が存在するが、その集団に属する有志が、当面する社会問題を共通の目標として認識し、目標達成のために協力・調整しながら進むことをいう。 |
| インテグレーション |
社会福祉の対象者の支援にあたり、対象者が他の人と差別無く地域社会と密着した中で生活できるように援助すること。また、地域の中でハンディキャップをもった者が日常生活に支障をきたさないように、地域住民、関連機関・団体が中心となって問題解決に当たる事、という二つの意味をもつ。 |
| インフォーマルケア |
近隣や地域社会、ボランティア等が行う非公式的な援助のことをいう。公的機関が行う制度に基づいた社会福祉サービスをフォーマル・ケアと呼ぶが、その対語として使われる。インフォーマル・ケアでは要援護者の置かれた環境、状況に応じた柔軟な取り組みが可能である点が特徴といえる。 |
| インフォームドコンセント |
診療目的、内容などを、患者が理解できる言葉で知らせ、十分かつ分かりやすく説明し、説明内容を患者が理解したうえで、患者の承諾を得てから治療にあたることをいう。 |
| 上乗せサービス |
上乗せサービスとは、介護保険の対象になっているサービス(訪問看護、訪問介護、通所介護、通所リハビリなど)の量を支給限度額(保険給付の上限)以上に増やすこと。また、上乗せの対象となるのは、居宅サービス(居宅療養管理指導、痴呆対応型共同生活介護(グループホーム)、特定施設入所者生活介護を除く)と、福祉用具購入、住宅改修について定められている支給限度基準額(1割負担で利用できる限度額)になる。 |
| ADL |
Activity of Daily Living. 日常生活動作の事。人間が毎日の生活を送るための基本的動作の事。 |
| 栄養ケアマネジメント |
介護保険施設において、高齢者の低栄養状態の改善のために、管理栄養士が利用者ごとに栄養状態の把握などの栄養アセスメントを行い、医師や介護支援専門員などと共同で栄養ケア計画を作成し、その計画に基づき食事の提供や栄養管理などを行うこと。 |
| エバリュエーション |
事後評価の事。福祉的援助の終了時又は一段落したときに、今までの援助過程について、効果の判定、欠点、将来予測及び今後の改善点を当事者とともに検討することをいう。なお事前評価は、アセスメント。 |
| エンプティネスト |
空の巣。家族周期の中で、子どもが就職や結婚等により独立した後、老夫婦だけで暮らす期間。長寿化に伴い、この期間が長くなっている。 |
| オールド・オールド |
75歳以上の後期高齢者のこと。 |
| オンブズマン |
国民の代弁人として議会や市長などに任命され、不当・不正な行政執行またはサービスに対して監視、監察、苦情解決を行う機関。こういった制度をオンブズマン制度という。 |